令和8年8月8日(土)、日本弘道会岩手支会の担当で、「弘道フォーラム2026」を岩手県盛岡市で開催しました。テーマは「日本人の心を求めて~共に生きることを志向して~」です。会場となった盛岡市志家町、サンセール盛岡には、日本弘道会の役員・会員等のほか、一般からの参加者を含め、県内外から60人余が参集しました。来賓として佐藤一男・岩手県教育委員会教育長ほかのご臨席をいただきました。
開会式で、土田健次郎・日本弘道会会長は、国民が皆共感し納得できる道徳を追究するという本会の目的に照らしても、本フォーラムの趣旨は有意義であると述べました。
岡田安生・岩手支会長は、支会創設20年で3回目となる今フォーラムの開催に向け、日本人の心性・利他の精神・共生について支会内で研鑽を深めてきたこと、本日参会の皆様もグループ協議で考えを深めていただきたいことを述べました。
本行事に後援をいただいた岩手県教育委員会の佐藤一男教育長様から、岩手の復興教育により未来を担う人材育成に取り組んでいること、道徳教育の推進に本フォーラムの開催が有意義であることについて、ご挨拶をいただきました。
フォーラムは、司会の武藤美由紀先生の進行により、まず、基調提案と2つの発表が次のとおりありました。
〇基調提案 岩手支会研修部長 近藤澄江 先生
岩手支会は、90人余の会員で研修会を持ち、人としての在り方生き方を学び合ってきたこと。東日本大震災の経験から見出した日本人の心性に焦点を当て、利他の精神、共に生きることについて思索を深めてきたことから、今回のテーマとなったこと。
〇特別支援教育の充実に向けて~発達障がいの児童生徒へのより良い支援に向けて~
(株)ステップアップ 代表取締役 佐藤 淳 先生
障がいを有する子供たちを預かる放課後等デイサービスの概要。発達障がいの児童生徒の心の安定と、その家庭の支援。
〇ともに学び ともに生きる ~生涯楽習のすすめと教育者・啄木
石川啄木記念館・盛岡市玉山歴史民俗資料館館長 藤原安生 先生
教育者・石川啄木について。生涯学習について。
次に、グループ協議として、少人数のグループごとの協議と、その内容の全体共有が行われました。
最後に、助言者の貝塚茂樹先生による助言が行われました。貝塚先生は、幸福度が低い日本人、自利と利他、道徳とは他者とつながる方法と知恵、利他の実現、ヘレン・ケラーとアン・サリヴァン、人権教育と人間尊重などについて述べられました。
閉会式で、藤川ひとみ・岩手支会副支会長からのお礼の言葉に次いで、次回フォーラムの開催担当となる島根支会から挨拶がありました。
なお、この弘道フォーラムは、全国の支会から同時進行で視聴できるよう、ライブ配信が行われました。また、この弘道フォーラムの記録は、『弘道』令和8年9~10月号に掲載する予定です。